生涯疾走 後編
翌日。

1月28日 月曜日 朝。

爆睡していると。

枕元の携帯が。

誰だろう?

あっ浅場さんからだ!

はやくでなければ。

僕『はい、おはようございます』

あれっ?女の人の声??

着信表示には浅場 啓二とででたはず。

女性『もしもし。私、浅場の娘です。朝早くに申し訳ありません。』
僕『はい?いえ、とんでもないです。』

頭の中は?マークだらけ。

女性『実は…昨日、父が亡くなりました。』
僕『……。えっ!いや、昨日の朝浅場さんにお会いしてるんですけど…。』
女性『ええ、ですからそのあと夜、交通事故で…。』

頭が混乱してしまい。

その後どうやって応対したのかは。

記憶なし。

知る限るの友人/仲間にお知らせくださいって事だけは覚えており。

とにかく連絡をしなくては…。


そのときの僕の感情を文章で表現するのは不可能。

悲しいのか混乱しているのか思考が停止しているのか解らないが。

実際に浅場さんの亡骸を見るまでは。

涙が出なかった。

見たときも。

なんか、精巧に作られた人形を見るようで。

事実なのか悪い夢なのか。

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あの日曜日に。

もし僕が朝、オートバイを見に行ってなければ。

その後の時間経過も変わり。

事故に遭遇しなかったのでは?

そう考えだすと。

何年経っても。

やりきれない。

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ただ不思議な事に。

死にたいくらいに悲しかったのに。

もう、オートバイやめようかなって思ったり。

時が経ち振り返ると。

たくさんの友達や仲間に支えられ。

新しい出会いもあり。

いつしか悲しみも。

たくさんの思い出にとって変わり。

くだらない事で。

お腹を抱えて笑っている僕がいる。



ご命日を境に、いろいろと思い出が頭をよぎり。

生涯トライアンフ一筋で疾走した。

浅場さんとの思い出を。

感情がおもむくままに。

綴ってしまいました。

反省。




生涯疾走 酒井 文人 遺稿集 別冊(非売品)
a0255081_12132397.jpg

浅間高原で行われたモーターサイクルレースが、いかにして開催にたどり着いたのか。
日本のレース史の幕開けが、緊迫感のある文章でせまります。
『実録秘話 浅間からスズカまで』
として八重洲出版社から発行されているようです。
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by trophy1959 | 2012-01-29 02:10 | book | Comments(0)

現実逃避
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