H.O.M.O
2012年 04月 19日
一気に腰上を組み上げた60年式TR6。
エンジンをかけたくてかけたくて仕方なかったのだけど。
降りしきる雨音しか聞こえない。
しーんとした夜中。
さすがに僕も自重せざるをえない。
翌日。
ぱきぱきに固まった腰をさすりつつ。
いざ始動。
ドキドキしながら。
キャブレターにガソリンを流し込み。
キックを踏む。
あっけないくらいかんたんに。
ブルルーンと目覚めた。
おー!
やったー!。
ま、そもそもエンジンは普通にかかっていた訳だから、かからないはずはないのである。
でもやっぱり嬉しい。
気になる異音は?
ない。
メカノイズもごくわずかのとても静かなエンジン。
やっぱりトラヴィスサイクルズの栗崎さんやエノーンの言ってたとおりでした。
醜くかじっていたピストンの煽動音が、激しいメカノイズの原因だったようです。
たくさんの部品をお世話になったお礼を兼ねて。
『おかげさまで、とっても静かなエンジンに生まれ変わりました。』
と栗崎さんに報告をする。
『完成おめでとうございます!早いですね。調子も良いみたいでこちらも嬉しくなりました。』
お忙しい中、ご返信ありがとうございました。
どうやら僕も着実に成長しているようです。
ちょいとキャブレターの調子が気になるが。
試乗がてら.ジェリーロール邸へ。
いい感じ。
軽やかに吹け上がるエンジン。
ちょっとアクセルをひねるとあっという間に回転が上がり。
それに比例するかのようにスピードものってくる。
いかんいかん慣らし運転中。
メカノイズが極小のため、排気音が心地よい。
うっかりしてると。
うっとりして。
よだれが出そう。
あっという間に到着。
どこがどう違うのか?
手前が中古車。
奥は新車。
そんな感じですね。
せっかくなので。
60年と62年のトロフィー2台で。
秋葉原まで。
ランデブー。
断っておきますが。
決して僕とジェリー氏は。
モーホー的な関係ではありません。
でも調子の良いトラ2台で連なって走り。
信号待ちで、お互いニヤニヤ顔で見つめ合う。
完全に2人だけの世界へ…。
禁断の扉が開く寸前に。
トリニティースクール放課後に到着。
禁断の扉は開く前でよかったのだが。
こちらの扉はまだ開いていない。
到着が早すぎて、まだ誰もいない。
雨がぱらついてきたので雨宿りをしながら待つ。
せっかくのシェイクダウンなのに雨。
そして。
その後。
僕の愚行が明らかになっていき。
栗崎さんへの完成報告が。
ちょっと早まってしまった事となってしまうのだが…。
klingonz クリンゴン人がクリンゴン語でやってやっている訳ではありませんが、きっとメンバーの誰かが大好きなのでしょう。最高に狂った最高のサイコビリーバンド。