carburetor blues
2013年 03月 01日
春も少しずつ近づいてきたようです。
ちょいと間が空いてしまいましたが、先週末のこと。
東北道を北上し目指すは、コガシティー。
相変わらず首都高の渋滞はひどいです。
縁談がまとまり、後はお嫁さんを迎えに行くだけだったのですが…。
4ヶ月も遅れてしまい、パパさんすみませんでした。
お嫁さんもだいぶ機嫌を損ねてしまったようで、ブスブスブスブス言っています。
お嫁さんを車に乗せたまま、パパさんとノンビリと夕食を楽しんでいたら、ますます機嫌が…。
さすがにアレなので、豪華なキャンドルを灯し我が家にお迎えしました。
4台目のワイフ、RV90 vanvan です。
慎重に連れて帰って来たので、だいぶ夜遅くになってしまいましたが、最近家の前の街灯の電球が明るくなりこういう時は助かります。
慣れぬラダーレールを駆使し、何とか無事に地上に降り立ちました。
ぽっちゃりな外見とは裏腹に軽い体重なので楽に降ろせる事が出来ました。
で、もって翌日。
さっそくエンジンを掛けるのですが、まだ機嫌悪し。
4ヶ月間放置してしまったツケが溜まってしまったようです。
こうなったらヤルしかありません。
本当は、この手のバイクが大好きなエノーンに全てを託したい所なのだが…。
残念ながら『右膝』をレストアだかカスタムだかしている最中なので、頑張ってみたのである。
バンバンのキャブはこんなところに隠されています。
チャンバーもちょっと邪魔なので取ってしまい。
すったもんだの挙げ句、ようやくキャブレターが外れました。
けっこう面倒なところに付いていて意外と苦労したのです。
アマル以外のキャブレターをいじるのは久しぶり。
ネットでバンバンの整備ブログをいくつか探し出し、大いに参考にさせてもらいましたが。
その中のひとつに、『バンバンのキャブはオバーフローしやすい』なんて気になる記事が…。
天下のミクニにそんな事が起こるのか??
とにかく1点1点慎重に洗浄を開始。
そして慎重に組み付ける。
そしてエンジン始動。
ぬぉー!
白煙が目にしみる程快調な吹け上がり!
チョークを引かずとも、あっさり簡単始動。
2サイクル特有の排気音が心に響きます。
そしてさささっと試乗へ。
夜中でもこんなに明るい我が家の前。
アップな排気管がやっぱり好きなのです。
結果、大変な好調振りに大満足。
2サイクルエンジンの加速感と、その排気音に酔いしれ。
15年程前に1ヶ月くらいの間でしたが、これと同じRV90をジェリーロール氏に借りて乗り回していたあの頃にタイムスリップ。
これはけっこう楽しいぞ。
家の中にしまうと、心なしかガソリン臭い…。
オーバーフロー??
ああ…、明らかにオーバーフロー!
再度、キャブレターを分解すると。
フロートのニードルを逆さまに取り付けていたのでした…。
さらに慎重に組み付け、
そして、ぴったりガソリンも止まりました。
タイヤに空気をいれ、クラッチも調整を施し。
メーター振り切れんばかりに。
ついついこんな道を走ってみたくなってしまいます。
バンバンで林道デビューか?
シマさん楽しく乗っています。
ありがとうございました!
ハイロウズ
7インチ『4x5』より。
一夫多妻バンザイ!!いぇい!