仰げば尊し
2014年 02月 11日
ここへ来て一段と寒さがましてきました。
我が家の温度計は3℃を示し、コタツの中から出ている指先などはかじかんでしまうのです。
うっかり灯油を切らすと大変な事になるので、18Lの容器を2個用意し1個が空になったらすぐに買いに行き常に予備のある状態でないと不安でなりません。
大雪の日。
前日からニュースなどでは警戒が必要ですなどと盛んに報道されていましたが、大丈夫だろうと油断をしていたら…降るは積もるは大変な事になりました。
ガレージの前は大通りから吹雪のように雪が吹き付けシャッターの前に山盛りになり、裏手にある玄関にも雪がたっぷりたまってしまい、内側からだと雪の重みでドアが開かないという事態になりかけ、まんじりとしない夜を過ごしたのです…。
夜の7時くらい家の前はこんなになってしまいました。
しんしんと降りしきる雪の中、定規を当てて測定してみたり。
しかし、このままの勢いで翌日未明まで降り続けたらいったいどうなってしまうんでしょうか?
不安になったのでせめてもの思いで雪かきをしてみるのだが…。
スコップなど持っていないのでチリトリ片手に奮闘。
吹きさらしのため、シャッターの前に積もりやすいです。
あっという間にチリトリも壊れてしまいましたが、額に汗を浮かべつつ何とかましになったのもつかの間、あっという間に再び積もる雪に諦めフロントフォークをばらしてから眠りに落ちました。
翌日すっかりと快晴になり太陽に照らされ雪面が反射するステキな日曜日となりましたが、予定されていた行事もすべてキャンセルになってしまったので、早くもシャーベット状に溶け出した雪を固まらないうちに掻いてしまおうと外に出る。
2時間ほど奮闘し何とか頑張ってみたのです。
腰は悲鳴をあげ、上腕二頭筋と手首はぷるぷる震え呼吸もぜいぜいとなりましたが、雪国に住まわれる方の苦労に比べたらなんて事ありません。
家の前も横もすっきりとしたので、昨夜思い立ってはずしたフロントフォークを前に。
59年のトロフィーを手にしての初めての福島路。
白河をぬけ羽鳥湖手前にある british hills に向かう途中の信号待ちの時、それまで僕のすぐ後ろを走っていたアサバさんがヘルメット越しに。
『いやーやっぱりこのマフラーの音は最高だね!後ろから見ててスイングアームもフロントフォークもスムーズに動いてるし、やっぱり譲るんじゃなかったよ!』
っと声をかけられたのを思い出す。
時は過ぎトリニティスクール最後の講義では。
『良いハンドリングのバイクは誰が乗っても良いんですよ。そしてバイクが教えてくれるんですよ乗り方を。だから自然と乗り方がうまくなるんですよ。』
なぜ英国製のオートバイのハンドリングが良いのか?について、富成校長先生が地形や環境についてまで深く掘り下げ語ってくださった部分を強く思い出す。
とことんオートバイに乗る楽しみを教えて下さったアサバさん、そしてそのメカニズムを追求しイジル基礎を教えて下さった富成校長先生。そんなお二人を実に勝手ながら師と仰ぎこれからもその教えを忘るることなく、もっともっと真剣に遊びもっともっと真剣に学んでいこうと心に誓い、まずは兼ねてからオイルがだだ漏れだったフロントフォークを何とかしたいと言う訳です。
直したいのは60年の方ですが、せっかくここまで外したのでネックベアリングにもグリスアップを施し、じつはずっと前から持っていたが、まだいいだろう、また今度にしようとずっと先延ばしにしていたフォークシールの交換にようやく重い腰が上がりました。
オイルを抜いて量をはかるとやく50ccほど抜けています…。
ドレンなど下からは漏れていないので、オイルシールが相当痛んでると見当をつけてみる。
ブッシュはガタがなく良好な状態であったので幸せな気分になり、スタンチオンとボトムケースをまずは徹底洗浄。
そしてこちらが懸案のオイルシールですが、やはりそうとうぐずぐずでこれではオイルを掻き落としてくれません。
錆でぼこぼこした内側をなるべく滑らかになるようにキレイにし、スタンチオンにはめ込んだらいい具合に仕事してくれそうな感触のオイルシールをホルダーに取り付ける。
狭い筒の中で場所が解るように印をつけてズレないように取り付けてみたのだが…。
スプリングが何となく硬すぎるイメージなので、乗った時の感触がもう少ししなやかなだけども腰がある感じになってくれると好みなので、麻生久美子スペシャルスプリングを手配してみる事に。
オイルはまだ湿らす程度しか入れてませんよ!スピンドルキャップは締めてませんよ!スプリング入れましょう!などなどと自分自身に対する注意書きをして、グッドハンドリングを夢見ながら電車に乗ってシブヤに繰り出したら帰りに昨日の降雪の影響がまだあり結局1駅歩く羽目になりました。
遠藤ミチロウ
この曲の最後の1節は…アサバさんをそしてトリニティーを悪く言う人への僕からのメーッセージです。
我が家の温度計は3℃を示し、コタツの中から出ている指先などはかじかんでしまうのです。
うっかり灯油を切らすと大変な事になるので、18Lの容器を2個用意し1個が空になったらすぐに買いに行き常に予備のある状態でないと不安でなりません。
大雪の日。
前日からニュースなどでは警戒が必要ですなどと盛んに報道されていましたが、大丈夫だろうと油断をしていたら…降るは積もるは大変な事になりました。
ガレージの前は大通りから吹雪のように雪が吹き付けシャッターの前に山盛りになり、裏手にある玄関にも雪がたっぷりたまってしまい、内側からだと雪の重みでドアが開かないという事態になりかけ、まんじりとしない夜を過ごしたのです…。
夜の7時くらい家の前はこんなになってしまいました。
しんしんと降りしきる雪の中、定規を当てて測定してみたり。
しかし、このままの勢いで翌日未明まで降り続けたらいったいどうなってしまうんでしょうか?
不安になったのでせめてもの思いで雪かきをしてみるのだが…。
スコップなど持っていないのでチリトリ片手に奮闘。
吹きさらしのため、シャッターの前に積もりやすいです。
あっという間にチリトリも壊れてしまいましたが、額に汗を浮かべつつ何とかましになったのもつかの間、あっという間に再び積もる雪に諦めフロントフォークをばらしてから眠りに落ちました。
翌日すっかりと快晴になり太陽に照らされ雪面が反射するステキな日曜日となりましたが、予定されていた行事もすべてキャンセルになってしまったので、早くもシャーベット状に溶け出した雪を固まらないうちに掻いてしまおうと外に出る。
2時間ほど奮闘し何とか頑張ってみたのです。
腰は悲鳴をあげ、上腕二頭筋と手首はぷるぷる震え呼吸もぜいぜいとなりましたが、雪国に住まわれる方の苦労に比べたらなんて事ありません。
家の前も横もすっきりとしたので、昨夜思い立ってはずしたフロントフォークを前に。
59年のトロフィーを手にしての初めての福島路。
白河をぬけ羽鳥湖手前にある british hills に向かう途中の信号待ちの時、それまで僕のすぐ後ろを走っていたアサバさんがヘルメット越しに。
『いやーやっぱりこのマフラーの音は最高だね!後ろから見ててスイングアームもフロントフォークもスムーズに動いてるし、やっぱり譲るんじゃなかったよ!』
っと声をかけられたのを思い出す。
時は過ぎトリニティスクール最後の講義では。
『良いハンドリングのバイクは誰が乗っても良いんですよ。そしてバイクが教えてくれるんですよ乗り方を。だから自然と乗り方がうまくなるんですよ。』
なぜ英国製のオートバイのハンドリングが良いのか?について、富成校長先生が地形や環境についてまで深く掘り下げ語ってくださった部分を強く思い出す。
とことんオートバイに乗る楽しみを教えて下さったアサバさん、そしてそのメカニズムを追求しイジル基礎を教えて下さった富成校長先生。そんなお二人を実に勝手ながら師と仰ぎこれからもその教えを忘るることなく、もっともっと真剣に遊びもっともっと真剣に学んでいこうと心に誓い、まずは兼ねてからオイルがだだ漏れだったフロントフォークを何とかしたいと言う訳です。
直したいのは60年の方ですが、せっかくここまで外したのでネックベアリングにもグリスアップを施し、じつはずっと前から持っていたが、まだいいだろう、また今度にしようとずっと先延ばしにしていたフォークシールの交換にようやく重い腰が上がりました。
オイルを抜いて量をはかるとやく50ccほど抜けています…。
ドレンなど下からは漏れていないので、オイルシールが相当痛んでると見当をつけてみる。
ブッシュはガタがなく良好な状態であったので幸せな気分になり、スタンチオンとボトムケースをまずは徹底洗浄。
そしてこちらが懸案のオイルシールですが、やはりそうとうぐずぐずでこれではオイルを掻き落としてくれません。
錆でぼこぼこした内側をなるべく滑らかになるようにキレイにし、スタンチオンにはめ込んだらいい具合に仕事してくれそうな感触のオイルシールをホルダーに取り付ける。
狭い筒の中で場所が解るように印をつけてズレないように取り付けてみたのだが…。
スプリングが何となく硬すぎるイメージなので、乗った時の感触がもう少ししなやかなだけども腰がある感じになってくれると好みなので、麻生久美子スペシャルスプリングを手配してみる事に。
オイルはまだ湿らす程度しか入れてませんよ!スピンドルキャップは締めてませんよ!スプリング入れましょう!などなどと自分自身に対する注意書きをして、グッドハンドリングを夢見ながら電車に乗ってシブヤに繰り出したら帰りに昨日の降雪の影響がまだあり結局1駅歩く羽目になりました。
遠藤ミチロウ
この曲の最後の1節は…アサバさんをそしてトリニティーを悪く言う人への僕からのメーッセージです。
by trophy1959
| 2014-02-11 02:08
| music
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