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床下仙人

主催はVMS、企画運営は繪呂軍団作戦指令本部のはずなのだが…なぜかルートは『テーラさんお任せしますわ』と丸投げされてしまい、愛用のツーリングマップルを眺めながらアーでもないコーでもないとエノンとあれこれするがラチがあかないので実際に偵察へと繰り出してみる事にしてみた。タイムスケジュールも作れるし、何といってもVMS初のイベントになるので思いっきり楽しみたいですしね!ハーレー主体のVMSに何故トラのお前が!といった突っ込みもあろうかと…それは企画運営のエノンによると…『発足間モナイVMSデアルガ、ソノ名声ハ既ニ遍ク人口ニ膾炙シ、新タニ学ビヲ乞ウ若人モ多数集イ、又修理ノ依頼モ絶ユル事ナク今マサニ多忙ノ極ミナリ。シカシ燦然ト輝ク日ノ元、我奈良代表ノ操舵スルVLト集イシ同志達トノ交流ヲ深メント欲ス。然ルニ先ズハ奈良代表ヲ慕ウ同志達ト第壱回ヲ催シ、ソシテ今後増エテイクデアロウVMSノ卒業生ガ主軸トナリ第弐回、参回ト続ケテイケレバ良イノデハナヒカト思ヒ、我此処ニVMS主催ノ遠乗リ会ヲ企画スルニ至ル。』


そんなこんなで気持ちよく晴れた日曜日、偵察ということでブラリと出かける事にした。
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10時20分、先ずは日光街道にて新橋を経由して第1京浜国道にて品川〜蒲田。多摩川を越え神奈川県へと。GW入りということもあり普段の日曜日よりも道路は空いている気がして、快調に鶴見〜生麦へと距離を稼ぐ。横浜手前で時計を見ると11時30分。当日は参加する台数、車種にもよりけりだがここらで隊列をまとめる為にも小休止してもよいかもしれないが、今日は先を急ぐ。横浜から先は道が二つ。右に折れれば16号。左に折れれば357号。どちらでも良いのだがなんとなく横須賀という看板につられ16号を選択。八幡橋手前の川沿いの昭和の香りがたまらない。金沢文庫で給油の為小休止。11時55分。ここでふとある人物を思い出しコンタクトをとる。幸い在宅だったため、さらには寿司を奢ってくれると言うので偵察任務が完了したら立ち寄る事に決定。追浜の寂れた商店街を通り抜けトンネルを幾つかくぐり抜ければ横須賀。街が切れた所に三笠公園の入り口が左手に現れる。当日の第2集合地点。通り過ぎたため時刻の計測を忘れる失態。だがここまでは比較的混雑もなくスムースに来たため恐らく12時20分ほどではないかと…。馬堀海岸を左手に観音崎をまわり209〜201号線で三崎口を目指す。しかしここからが非常に難儀な行程となってしまった。久里浜から先134号が混雑しており思うように先に進めない。何とか三浦海岸までたどりつくが、もう引き返したい気分でいっぱいになりますが目的はやっぱり果たさないと気が済みません。海沿いを廻るか中央突破か大いに悩むところですが、海沿いに逸れる車が多かったので中央突破を試んでみた。が…やはり向かう先が観光地だけあって三崎口までノロノロです。海沿いはどうだったのだろうか?それはわかりません。で、ようやく到着。
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またしても時刻を計るのを忘れてしまったが、便利な世の中で撮った写真の情報を見てみると13時14分との撮影時刻あり。間違いないですね。
この後、三崎口でタバコ屋さんを営むご主人と雑談をし情報を集める。休日ともなるとやはりある程度の混雑は覚悟しなさいとの事。海沿いの方が距離はあるが楽しむならそっちの方が良いのではないかとの事。どっちが混むかは同じくらいじゃないのとの事。
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有り難い現地情報に厚く感謝をし、帰路につく事に。
帰路は観音崎を廻らずに134号で16号に。そしてあの紳士の邸宅へと急ぐのであります。横須賀〜追浜〜金沢と快調に進み、南区を目指します。しかし南区ってどこですか?ずっと前に原スマガレージから程近いよって聞いた事があるようなないような…。原スマガレージは港の見える丘公園の側であるので、きっとそっちの方だと思い、とにかく港の見える丘公園方面へと邁進。新山下から連絡をするとそりゃ行き過ぎですなと冷たいひと言。さらには住所を伝えるから検索して来なさいとの冷たいひと言。検索するのも面倒なので必死に食い下がり、途中まで迎えに来てもらうよう要請。で、その結果目印となるのは聞いた事もない名前のスーパー。果たして無事に着くのだろうか?ともかく行ってみるしかないので行ってみる。なんだかこんなとこにスーパーなんかあるのだろうか?道を間違えたのだろうかと疑心暗鬼になりながら速度を落とすと…見覚えのあるマジェが路肩に!無事に合流を果たすも気になるのは目印のスーパーは何処に?尋ねると、ああそこだよと指し示す先は…道路からちょっと入った所にある小さな食料品店。これでは目印にはなりませんな完全に。どうせなら中○橋交差点と言ってもらえた方が100倍解りやすいであります。
ま、とにかく無事に到着はこちら。
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flyer motorcycle workshopへとやってきました。気になるお寿司はどこにあるのでしょうか。期待に胸を膨らませ、空腹に腹をヘっこませながら内部へ突入。

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寿司は何処に?尋ねると…『寿司、そんなものあるわけないじゃないですか!ここは元々お寿司屋さんだっただけで今は寿司なんか何処にもないですよ!』
さっさと退散しようと思ったのだが、旋盤をくれると言うので機嫌を直し奥深くまで足を踏み入れる事に。
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でた!大正時代のトライアンフ!しかも当時輸入された車両であると聞きまた驚き。
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こちらは最近エノンと同じく甲府盆地から強奪して来たコマンド750。すでにエンジンが降ろされ重整備が始まっています。
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工具もしっかり整理されていて、空間も有効利用されていて作業環境もボール盤、旋盤、フライス盤と整っており素晴らしい限りです。
大きな旋盤を手に入れたら今のhasegawaはくれるとの事!早く手に入れて下さい!!
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最近は忙しいのですか?との問いかけに、毎日毎日夜遅くまで旋盤を回してますよとの事。休みの日は?との問いかけに、ここで旋盤を回してますよとの事。仙人になる為の修行のごとく自己の体内に存する性•気•神を薬物として自己の身中に丹を生成しながら旋盤と向かい合っているそうで、実は人差し指が骨折しているかもしれないほど腫れているのですが、あんまり痛くないのですよと、もの悲しく笑う笑顔がSDにはよく似合います。
そんなこんなで突然お邪魔しましたが来週にまた三笠で会いましょう!そして宇宙大戦争もSDで参戦は楽しみですが自賠責保険が切れているのには気づいているのだろうか…?







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著者 原 宏一
祥田社文庫

奇想天外な物語。念願のマイホームに入居するのだが…その床下には仙人のような男が。しかも妻と子がその男と一家団欒のように談笑しているではないか!そんな奇想天外な物語に思わず引き込まれてしまいます。

by trophy1959 | 2014-04-30 02:08 | book | Trackback | Comments(0)

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