今年も残すところ半月余…。
だらだらと過ごした2014年も振り返ればあっという間の出来事。
来年はもっともっと遊びに時間を費やしたいであります。
走り納めになるのかどうか解りませんが、先月半ばの西伊豆ツーリング以来約1月ぶりにトラに跨がろうとするのですが寒いです。
乗ってしまえばいいのですがそこにいたるまでの決心が大変です。
こちらもなんと昨年の山形芋煮会以来1年と二ヶ月ぶりに足を通すロングブーツ。
何だかすっかり白くなってしまいましたがそんな細かい事は気にしません。
これでもかとたくさん着込んで出発です。
出発すること数10分…やけにフロントフェンダーがビビるなと思っていたら、締め忘れ発見。先日すっかり先送りにしていたフォークゲイターを交換した際にタイヤやらフェンダーやらすべて取っ払ったあとどうやら締め忘れていたようです。最終確認は必ず行わなくてはいけませんね。左側のフォークゲイターが破れてしまい換えよう換えようと思っていたのですがなかなか億劫でしたがようやく着手。
一時はこの12山のゲイターの良品がなく途方に暮れたのですがようやくの再生産ですぐさま購入。
こちらもスタンチオンチューブがやせ細っていますが…グリースを薄く塗布してごまかし、下からフォークゲイターを無理矢理挿入。
第二関門のここをどうしても超えれず苦闘する事1時間あまり。結局フォークを抜いて上から入れました…急がば回れ。
ついでにフォークオイルも交換し、その際に邪魔になるので外したメーターをセットしなおせば完成なのですが一筋縄では行かないのが悲しい素人整備。
ぽきりと折れたレブカウンターのスタッドボルト。長年の勤続疲労ごくろうさまでした。
そもそもここは以前に修理されていた箇所で、このトラで4カ所だけやむを得ず使用いているメトリックのネジの一つです。ではここできちんとしたUKもんのネジに交換してしまおうと思うのだが、スピードメーターも同じくメトリック仕様なのでどうせやるならそちらもやらねば気が済みません。なので非常に面倒ですね。結局は今まで通り、恋するエノンに電気溶接されていたスタッドボルトの残骸をリューターでシコシコと削らせ、メトリックのボルトの頭をサンダーで薄く削らせ、板金半田でボディにしっかりと固定させるのでした。
耐震用に底に薄いコルクを敷き機械をセット、ボディもお化粧直しを施し車体に取り付けるのですが乾燥ままならずしっかりと指紋がついてしまうのです。
そんなこんなで締め忘れたボルトをしっかりと締め直し、ついでにそのときに手がけた全てのボルト類をチェックするとほぼ仮締めだった事に気づくのでした。
寒さに手が凍え工具も冷え冷えで冷たい路肩作業を終わらせ、再出発。
行き先定めずとりあえず通いなれた二国から横浜新道。戸塚で小休止してから海岸へと躍り出る。
寒空の中さすがのロングビーチにもビキニギャルはいるわけなく期待むなしくさささと退散し西湘バイパスへと乗り入れパーキングにて再び厠タイム。
その後西湘バイパス箱根出口より1号線三枚橋を左折、『箱根の湯』でひと風呂浴びる。ポカポカ温泉は気持ち良く身も心もすっかり弛緩してしまい写真なし。
帰路は西湘バイパス終点でバイパスの2車線と合流の1車線の計3車線が道路工事により1車線になる為に大磯手前から慢性的な大渋滞となっているので、1号線でのんびりと帰る事にした。箱根帰りはバイパスを使うためこの区間の1号線は走った事が数回ある程度。なんとなく辺りの風景を楽しみながら横浜方面へと進むと…何やら左手山側の雲行きアヤシ。時折何かの拍子にポツっとシールドに水滴が。それでも右手海側は相変わらず青空が広がっているのですが、ノンビリ気分もここまで藤沢バイパス横浜新道と隼の後塵を浴びるもブン回し三ツ沢から二国で東京へと帰還。
約200キロと程よいプチ温泉ツーリングを楽しみ、いたる所からオイルが吹き出てきたお疲れの59年ですがそれでも最近やけにエンジンの吹け上がりが軽く感じ絶好調のまま今年も終われそうです。
あと1回くらい遠乗り出来るかな?
ハイロウズ
いまだにどうしよもなくやるせない気分でいっぱいです。どこにでもあるような話ですがいざ自分の身の回りでそんな事がおこるとは…。
おのれのしでかした罪を悔い改めればよいのですが、そんなタイプではなさそうです。ならば罰をうければ良いと本気で思う今日この頃。
相談に乗って下さいました友人たち、またご協力くださいました関係者の皆様ほんとうにありがとうございます。