ball and chain
2016年 08月 09日
ガレージにてちょこちょこっとオートバイを弄っておりましたところ、何気なく立ち上がった瞬間に腰に痛みが発生しあれっ?なんかやばいかも…なんて思いつつ天日干ししていた革ジャンなどを方付けていたらどんどんどんどん痛みが増し遂には歩く事さえ困難に!
あれから10日、いまだ不自由な生活を強いられている次第であります。
そんな事はさておいて、もはや記憶もだいぶ薄らいでしまった福島ツーリングの続きを…。
早朝の4号線を北上し、つい2週間前も通ったその足跡をたどり利根川を越え後10数キロ走れば第2集合地点へと。
それでも環七梅島陸橋からはおおよそ1時間強。
混んでるところもあれば、流れが良い区間もさまざまとありさすが10台ともなると一団の塊となる訳もいかずてんでバラバラの道中となってしまいます。
なもんで、集合休憩地点や右左折分岐点では迷い子が出ないようにと必ず目立つところに1台置いときます。
でもね、それに気づかないですっ飛ばしていってしまう方もたまにはいますが…今回は全員無事に集合!
第2集合場所には。
昨年はよもやの車両トラブルで残念ながら急遽不参加となってしまったシミーズ氏。今回はコマンドーにて!
船見の親分は今回はトラ。だいぶ攻撃的なポディションのベロセットは辛くなってきたのですかね?
いつでも引き取りますよ!
こちらは年末に異音がするとのたうちまわったトンナップバード。
結局、異音の正体など究明する事無くノーメンテのタフガイです。
早速あれやこれやとバイク談議があちこちで始まります。
しかしながら当初の予報は完全に裏切られ、曇天いまだ晴れず気温も低いままでけっこう肌寒く思わず身震いしてしまう程だが、旧英国車にとってはちょうど乗り頃の候。
そしてこの後いつもなら宇都宮ー矢板ー那須ー黒磯までノンストップの道程であるが、今回はスペシャルゲスト岡山桃太郎軍団との合流するので鬼怒川を越える手前で待ち合わせ。
この第2集合地点から合流場所まではおおよそ50キロほど。
待ち合わせの場所には我ら本隊が先に到着も目を凝らせば200メートル程先の反対車線に何やら蠢くアヤシイ影を発見。
どうやら岡山桃太郎軍団のようだがなにやらモゴモゴやっているらしくなかなかやってきませんが…待つ事15分、遂に福島ツーリングにご参加下さる為に遥々西国の備前国府より約800キロメートルの道のりを走破しての合流です!
で、感動の再会を写真はこちら↓。
ごめん…撮ってなかったよ。
気を取り直し、無事に合流も果たしいよいよもって先ず目指すは猪苗代ってことで再出発!
鬼怒川を越え、さくらー矢板ー那須と順調に距離を稼ぐ。
那須付近を快走中、対向車線の車が突如右折してきやがって久しぶりの後輪フルロック。
あービックリした。
そんでもってそろそろ休憩の頃合いかと黒磯が近づいてきたその時、後ろに激しい身振りで何かを伝えようとする車両がいるではありませんか。
『えーとですね、先ほど信号で止まった時にですね私の前にはO君がいたのですが…。信号が変わって出発しようとしたら何とですね、ドライブチェーンがズルズルズルって出てきちゃったんですよ。』
と、ニヤニヤニヤニヤ楽しそうに急を報告するのはもちろん変態紳士さん。
『先ほどってどのくらい前ですかね?』
『5キロくらい前ですかね。』
って事で、いつもの休憩場所にはもう少しなのだが善後策を考えねばならなくなったので、急遽全軍停止。
美しすぎるこのワンテンを蘇らせたのは岡山のW氏。寝相が悪いので注意しなければなりません。
両振りの中アップマフラーはやっぱり1番かっこいい!と盛り上がる私と岡山長兄。
そんな積もる話をしていたらすっかり忘れたトラブル問題。
どうしたもんかとトラブル先と連絡を取り合ったら、どうやらチェーンのジョイントが外れてしまったようで、で、クリップはもうどっかに飛んでいってしまったそうでどこにも見当たらないそうな。
んー近くにバイク屋さんでもあれば…などなどあれこれ考えていたら…。
『チェーンが外れた?チェーン、持ってるよ2本。』
と突如訳の解らぬ事を言い出したのは栄蔵氏。
何と何と不思議な4次元ポケットの中からデテクルデテクルチェーンの嵐。
そんな恐るべし10万キロクラブの栄蔵氏に現場まで戻ってもらい、現場にいたtrue classicの王子にしっかり取り付けてもらい、万事上手く収まり再出発!
黒磯を通過し白河も給油は済ませたため、今回は立ち止まらず新幹線の高架をくぐり抜けたところで、長かった4号線からオサラバし羽鳥湖経由で猪苗代へ。
この白河羽鳥湖線からいよいよ絶好のワインディングが始まりOHVエンジン650ccの排気量から絞り出される42馬力を余す事なく解き放ち、右へ左へ軽やかに旋回し、新緑に彩られた福島路を心の底から大いに楽しむのであります!
羽鳥湖を抜け猪苗代に向かうこの道も更に更に楽しさを増し、エンジンももっともっと回してくれと軽やかに吹け上がるのあります。
程よくワインディングを堪能し、このドン突きを右に曲がれば猪苗代、左に曲がればえびな食堂。
そして先ずは左に曲がりすっかりぺこぺこになったお腹を満たすのです。
上が大盛り、下が普通盛り。
来る度にドンブリの大きさに目を見張るえびな食堂!
初めて来た方はもっとビックリなえびな食堂!
たらふく食べてもうお腹いっぱいです。
つづく…のか?
janis joplin