日曜日よりの使者
2016年 11月 21日
で、宴会が始まっても到着しない人が‥1名ほど‥。
お子様の運動会が終わって、出発したとの一報を受信したのは午後2時過ぎのこと。まっつぐ向かうって言っていたから7時過ぎには到着するんでは何て思っていたのですが、音沙汰なし。トラブルがあったなら連絡が入るわけだし、便りがないのは元気な証拠ってことで我々は杯をを重ねるのである。
翌日曜日、どうやら彼は無事に到着していたらしいことに気づく。
その彼とは、ユーヤくん。どうやらずっと内緒にしていたようなのだが、国営放送の撮影やその打ち合わせなどなど諸事もろもろあり到着が遅れたようなのである。
その番組とは何と!!NHKの『超絶 凄技!』である!!!(9月24日土曜日20:15オンエアー)
もちろん僕は見ましたが、変態紳士さんをはじめ結構見ていた方も多く、後の西伊豆ツーリングではその話でずいぶん盛り上がったのである。
「超絶 凄(すご)ワザ!「幻の技法解明SP 明治の超絶技巧を再現せよ!」
百年前に失われた“幻の技法”を再現せよ!明治時代、アメリカの万国博覧会で一等賞を獲得、世界を驚嘆させた日本の芸術家がいた。鍛金家、山田宗美。一枚の鉄板をたたき自在に変形させ、まるで生き物のような造形美を生み出した。しかし、その技法の詳細は今も謎で、最新技術でも再現は不可能とされる。そこで研究者と芸術家の異色タッグで幻の技法解明に挑む。美術史に残る巨人の技に挑んだ2か月間のドキュメント…再現なるか?
【出演】鍛金家…小林有矢,加賀市美術館 学芸員…洞口寛,【司会】千原ジュニア,池田伸子,【語り】千葉繁
見逃した方、興味のある方、NHKオンデマンドで是非どうぞ!!
そんな新進気鋭の鍛金家のユーヤ君のHPはこちらです。
でもってこちらがユーヤ君にオーダーした5インチのフライパン。キャンプや山登り等に持って行くための小型フライパンを無理言って特注してみた。(現在は通常ラインナップ入り)
この横から見たラインがセクシーでたまりませんね。
早速、冷蔵庫にあったソーセージを焼いてみた!
うまし!
さて、晴天に恵まれた日曜日。
昨日にも増して絶好のツーリングを楽しめそうですね。
だいぶ激しくなったオイル漏れにちり紙を詰めてごまかすトンナップさん。
そろそろ本腰入れて頑張ってください!
巨大なパニアケースの変態紳士さん。往路はトラブルを伝える使者となり大活躍です。
例のうさぎの耳の推理ですが鍛金家に尋ねたところあえなく一蹴されましたよ‥。
コマンドー兄弟のシミーズさん。タンクとパニアケースがないだけでグッと軽快なスタイルになりますね。
コマンドー兄弟の最後を飾るのはコメットさん。黄色になるとまたガラリと雰囲気が変わりスポーティさが増す気がします。
船見の親分。さすがに今日はメルセデスではなくトラでの参加。久しくベロを見ていませんが?
うさぎが見事完成したらちょうだい!
往路の主役はオーノくん。チェーンのジョイントが外れたのは伝説のドスケベ中学生と同じだね!
君もドスケベ一家の一員ですおめでとう!
久しぶりのツーリンはどうだったかな?もうすぐ出来上がるであろうリフレッシュした62年が楽しみだね!
まさかの戦前ノートンで参加のジェリーロールさん。イギリスで撮ったようないい雰囲気の写真は‥カメラマンの腕がいいからですー。
まさか本当に来てくれるとは!true classic custom shopの店主。カルフォルニアで撮ったようないい雰囲気の写真は‥カメラマンの腕がいいからですー。
大ベテランの栄蔵さん。長いツーリング歴に裏打ちされたトラブルシューティングはさすがです。助かりました!
なんと1970年代後半から80年代頭にかけ浅場さんたちともトラで走り回ったという曲がり山さん。紆余曲折あり再びオートバイに返り咲き!
こう見えてもかの超有名店バーニー○ニューヨークにも彼の経営するbees coffeeの味は認められているのですよ!美味しいコーヒーは是非bees coffeeで!
新車のベスパ買ったから!冗談かと思っていたら本当に新車のベスパできた常さん。楽でいいねーのひと言を頂戴しました。
ベスパはベスパでもこちらはバカっ速のベスパに乗ってきたのは岡山桃太郎軍団関東支部のおっくん。
シャレオツなベスパ乗り!
ちょっと眩しかったですかね。岡山桃太郎軍団ヘッドの兄者の登場です。まぁ毎度毎度その行動力には驚かされますが、今回も本当に嬉しい限りです!いっその事、東京に進出してもいいんじゃない?
ラストを飾るは岡山桃太郎軍団副長の和田氏。兄者とは正反対な物静かな色男なのだが、ナセルが好きなのかナセルに好かれるのか5T、T110、T120(1st)と全て車歴が全てナセルの変態です。
そんなこんなで出発の準備も整い、恒例の記念撮影。
出発だぜ!
山形勢と、午後にお客さんとカスタムの打ち合わせを控えるtrue classic 店主とジェリーロールさんは東京直帰のためにここでお別れ。
変化に富んだ絶好のルートが延々と茨城は筑西まで続く国道349を是非とも堪能してもらいたかったのだが残念無念。さらに岡山勢もこれからの長〜い道程を考慮して4号線に出て帰るルートを選択。是非是非来年は349の素敵なワインディングを楽しんで欲しいもんである。
国道といえども右折したり左折したり斜めにいったりと結構複雑なルートであるが、必ず標識があるので見逃さないでね!と各ライダーには口を酸っぱくして伝え、ガソリンを補給して出発。とにかく道も良いし信号もないしアドレナリンが出っぱなしのこのルートでは右左折の度に後続を待つのも勿体無いので、本当の要所でしか待たないことにしたのである。
が!まずはシミーズさんが直帰勢につられ4号線に向け右折して行ってしまったよ。
そして、良くんも標識を見逃し郡山方面に消えていったとの報告が‥。あそこは斜めに行かないとダメなんだよな。
まあ、大人なんで無事に帰れるでしょうってことで本隊はさらにぐんぐんぐんぐん進んで行く。
気持ちよく快適なペースで走っていると、何やら変態紳士さんがニヤニヤニヤニヤしながら叫んでおります。スピードを緩め並走すると嬉しそうに『さっきですね、誰かまでは確認できませんでしたがすてーんって転んだのをバックミラーで見てしまったんですよ』と、往路に引き続き変態紳士さんはトラブルを報告使者と化したのです。
とにかくバックミラーでしか確認できなかったということで、程よい場所で待つことに。
無事な人。
無事な人たち。
のんきな人。
待つこと10数分。人もオートバイも大きなダメージもなく、ちょこちょこっと応急整備を施し気を取り直して再出発です。
昨年は349と118の分岐点で間違ってしまい、水戸まで流れて行ってしまったのだが今年は間違えることなく無事に昼飯どころにたどり着く。
休憩が終わり、ここから筑西から50号ー4号で帰るグループと、西東京からのご参加組は常磐道でと流れ解散と成りました。皆さんの無事の帰宅を祈って楽しかったこのツーリングも終焉へと。
その後最後の休憩を道の駅『ごか』でとったのだが‥。
2週間前の宇宙大戦争の帰路、同じく道の駅『ごか』に寄った際、エノンのR12にいように食いついてきたおじさんに、また今日も会ってしまったよ。
『おじさんいつもいここにいるね』
『おう、おじさん行くとこないからのぅ‥。』
そんなこんなで最後は駆け足で福島ツーリングを思い出してみました。
the high lows