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むこうぶち
われわれクラスになりますとこんな感じで旋盤なども使いこなしてしまうんですよ。
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と、さも自慢げに語ってみるのだが、これは500ccのリア周りをリフレッシュした時の写真かしら。
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色々と問題を解決していくにあたり切ったり貼ったり削ったりしていかないと上手くいかないのですねぇ。


思わず『われわれクラスになるとだなー』という台詞を使ってしまったが‥。その由来は、雀ゴロだったその昔のこと。よく一緒に卓を囲んだタクシーの運ちゃん、通称シータクの決まり文句だった。誰かが立直をすると『われわれクラスになるとだなーおめえっちの待ち牌なんかわかっちまうんだよぅ。』と、必ずその台詞と共に強打するのである。なぜかその台詞がツボにハマり何かにつけては『われわれクラスになるとだなー』て随分のたうちまわったもんである。滑舌が悪く何を言っているかわからない通称ドモリや片足を引きずっている通称ビッコやオデンの屋台が生業の通称オッチャンやパチプロの通称スロやガンダムオタクの通称アムロなど誰も本名なぞ知らないし名乗ることもしない怪しげな連中と夜な夜な卓を囲んでいたのである。俺の通り名?そんなもんすっかり忘れちまったが、『人鬼』と書いて『傀』と呼ばれていたな。御無礼!そんな俺が雀ゴロ生活から足を洗ったのはオデン屋のオッチャンが死んだから。西の方から流れてきたというオッチャンはいつの頃からか気がついたら街角でオデンの屋台を引いていた。一度だけ摘んだ事があるがクソ不味かった。任侠道が大好きで三代目やボ○ノの話しをよく聴かされたもんだ。あるコンビニに出身が神戸の○岡さんという三代目と同姓でこれまたずいぶんと綺麗な女性がいた時があったのだが、あれは絶対に身内に間違いあらへんともうひとりで大騒ぎしていた。そんなオデン屋のオッチャンが死んだ。いつも行っていた雀荘で。聞いた話しによると、ここ2、3日調子悪そうだったのだが常宿がわりに雀荘に居着いており、メンバーみたいな存在だったため卓割れした席に本走で入ったのだが、その対局中に嘔吐してそのまま昏倒したらしい。が問題はその後。救急車を呼ぶより先に、常習賭博の痕跡を消し去る行動をまずは優先し、さらには本名もしらない健康保健証も持っていないオッチャンの治療費を誰が立て替えるかなどなどでずいぶんと揉めたらしい。その間にすでにオッチャンは事切れてたと。相変わらず何を言っているかわからないドモリがわめくようにまくしたてたのでますます何を言っているかわからなかったが要約するとこんな感じ。で、挙句の果てに店のマスターが、『散々ぱら店に迷惑かけやがって。テメー幾らアウトあると思ってんだこの野郎。』とブツブツいいながら死んでるるオッチャンの財布から金を抜いたとさ。そんな話しを聞いて暫く経ってから何となくその雀荘のあたりをぶらぶらしていたらタクシーが目の前に止まり、運転席からシータクが声をかけてきた。『おい、お前ちと乗れ。』はっ?と思ったがまぁどうでもいいかと乗り込んだ。着いた先はお寺。『オッチャンの墓あるからお前も線香くらいあげてやれ。』って降ろされたけど、しっかりタクシー料金も取られたよ。しかしシータクは本当にタクシーの運ちゃんだったのかと妙な事に感心してたら肝心の墓の場所を聞くの忘れた。墓場一周してもさっぱりどれかわからないし、ましてや本名も知らないし、何となくコレでいいかって思った墓に線香立てて、オッチャンの好きなパーラメントと、雀荘からガメてきた一筒を供えてきた。それ以来俺は牌は握っていない。

そんな雀ゴロ生活から身を洗いヤッパリ俺が握るのはバイクのハンドルとポコ○ンだけだと思い直したのである。


さて、晩秋の候、新たなるお引き役として抜擢したドスケベ中学生ダンチとともに第11次総合火力演習に参加してきた。
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例によってご都合により本隊とはだいぶ遅れ、昼過ぎからの出発となる。
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今回のマシーンは久々の登場、59年のトロフィー。調子は相変わらず良いのだが、いたるところからのオイル漏れが激しくなりついつい乗るのがおろそかに。そろそろやらねばいかないのかしら。それでも東北道をブリブリ走り、レブカウンターの針は8000rpmを指し示すほどの快調ぶり。どうも4000rpmから上は針が急激に振れてしまうのである。
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秋の夕暮れは早く、BBQに合流して間もなく辺りは闇に包まれ気温もぐんぐん低下。
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ひとりキャンプファイヤーを楽しむその先では。
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突如『ドスケベ中学生』とはなんぞや?というフィロソフィカルプロブレムがミスフィッツさんから提起され、それを解かんと延々と不毛な論理が燃えては灰になり燃えては灰になり漆黒の夜空に消えていくのであった。
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翌朝、すでに身支度を整え昨夜の宴の後方付けや朝食の準備やらで慌ただしく動いている中。
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随分とのんびりなのはドスケベダンチ。昨日の不毛な議論で随分と疲れたのでしょうね。このままゆっくりさせてあげることにした。
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カリタのカッパーポットもだいぶ貫禄がつき、野営地で飲むモーニングコーヒーの味をさらに引き立てるのである。
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今回もまた素晴らしい車両が!
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ずらりずらりと。
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キム兄のベロセットも!
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ずらりずらりと。
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ずらりずらりと。
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俺のが一番!
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勢ぞろいした第11次総合火力演習でございました!
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解散式の前に山の下の校庭まで移動するのだが。
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うんともすんとも言わない車両がこの1台。
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ついにせっかく積載した荷物を降ろし始めたよ。
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『まだー。』って声が聞こえてきそうな‥。
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ボスの冷たい視線がプレッシャーなのかぎこちない動きの具の字でありました。
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解散式の後は、佐野ラーメンの名店に僕が案内します!っと張り切る福ちゃんを先頭に有志6人にて大行列で賑わう『森田屋総本店』にて。
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うまし!

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『むこうぶち』 麻雀破壊神 傀
天獅子 悦也

牌は握らずとも『近代麻雀』は愛読しとります。
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by trophy1959 | 2016-12-10 23:15 | book | Comments(0)
下天を謀る
ようやく身の回りが落ち着いてきたのでそろそろっと。

先ずは夏の思い出でも書き綴りとおもいましたが…これといった思い出が無い寂しい夏…。

それでもいろいろとほじくりだした結果がこちら。

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あの又吉先生の『火花』の冒頭もかざった熱海花火大会。
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背後にそびえる山々に花火の音が反響しずしんと腹に響く迫力の花火大会は今まで見た中でも屈指の大会となりました。
ビール片手に新幹線で行く旅も優雅でいいものですな。


そして夏と言えばお祭り。
町内ヒエラルキーの中で最下層に位置する僕は下準備に息つく間も無く駆り出される強化月間…。
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それでも精一杯輝いたお日様のもと無事滞り無く終える事が出来ました。

今年は6年ぶりの二ノ宮神輿渡御。大きいです。重いです。
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ぼろぼろです。


腰も膝も痛くてオートバイどころではありません。
加えて今夏の猛暑ではエアコンの無いガレージに5分以上滞在するのは死を覚悟せなばいけない程の灼熱地獄。
トラも乗っていないのに何故か壊れました…。

盆んも過ぎた辺りから猛暑から一転急に涼しくなった頃合い、6月に車検をとったままそれっきり放置していた59年。
たまには動かさねばと思いこんな面子でカレーを食べに。
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54800円のステッカーをただで貰ってしまいありがとうございますヘルメッツさん!
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そんな中とにかく急に発電しなくなった我が59年ですがエンジン好調あいかわらずの鋭い走りっぷりですが行灯のようなヘッドライトには困りました。
困っていると救いの神が現れるのは日頃の行いが良いからか。
いぶし銀常さんとたまたま二ノ宮の件で話をしていたら、中古良品を持ってるとの事!
もう別体ないからあげるよって事で頂いたのがこちら。
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ダイナモ出力は問題ないので、死亡したのは以前電気式に交換したレギュレターでしょうか?
車検時にはまったく問題なく光量も出ていたのですが、それから2ヶ月半の放置プレイで勝手に死亡していたのですがよくわかりません。
とにかく再びカットアウトリレーに交換してみる事に。
先ずは配線も外箱ないので、以前ダメになったものから移植することに。
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ドナーから必要部分を移植し車体に取りつけ早速テスト。
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ブリブリにアンメーターの針も振り切り、これまた眩いばかりのヘッドライトビームにうれしさあまり調整も疎かに試乗に出たら電圧出過ぎて電球切れました…。
ま、要調整のもとこれで大丈夫かと。
またシート外すのかとおもうと案外面倒ですね。

そんな事をしていたら、長い年月かかってようやく組み上がったT100を見せびらかしにきたエノン。
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美しい仕上がりです。
うずうずして仕方が無いので、オーナー様の許しも得ずに乗ってしまいました。
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じっくりとオールアロイエンジン500ccハブクッションの乗り味を堪能してみることに。
果たしてその乗り味は…ここはひとつ大いに語りましょう。

まずは全く無理が無い感じが好ましい。基本設計の500ccということもあるのか650ccには脆弱に感じられるフレーム強度やフロント剛性もこのエンジンには必要十分。振動の出も同回転数で比べたらおそらく格段に少ないと思われる。ドガンというようなパンチ力は650に比べると大分物足りないが、アクセルの開度に応じてスルスルと回転も速度も伸びていきそのまま何処までも伸びていくような感じがする。ある程度トップスピードまで持っていけばそこからの走りは650に対してもまったくひけの取らない走りが堪能出来そうな気がします。
まだまだ慣らし中ということもあり対して回転をあげて走った訳ではないので多分に期待感も込めた感想ですが、おそらくそれを裏切る事はなさそうかと。
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そんなこんなで、あらためて500ccトライアンフの魅力に惹かれてしまった今日この頃。
じっくりと箱根辺りの山々を走り込んでみたいですね。

ずっとそんな事を考えていたら500ccが欲しくなってしまうのが人間ってもんであります。
このT100のオーナーさん、実は垂涎のナックル乗りでもあります。きっと500のトラなんかきっとすぐ飽きてしまうかな?なんて淡い期待を持ってみるのだがうーんどうやら乗る気満々の様子。まあ組み上がったばかりだしそうそう簡単にいく訳ないか。
暫くはebayを覗く日々…。危うくエクセルシャースーパーエックスに入札しそうになるが430万円のプライスに我に返る。
暫くはヤフオクを覗く日々…。とくに目につくもの何もなし。

何処かに無いもんか良い車両…。

おお!そういえば!
あるではないですか500ccそれもトロフィー。
思い出したのは良くんの56年式。
とは言っても友人の愛車をいきなり売ってくれってのもなかなか失礼なお話。
ここはいっちょう謀り事を巡らしてうまく手放すように仕向けてみる事に。
ふふふ…。そういえばここ最近彼はどっぷりとキャバクラに嵌り嬢にずいぶんと入れ込んでいると言う話だ。先ずは彼の入れ込んでいる嬢に接近をし、アフターの匂いをちらつかせつつ高額なプレゼントをおねだりさせるようお願いをさせる。そして頃合いを見計り56年を手放さないかと話を切り出すってのはどうだろうか。うーむ…この作戦T100にも使えそうだな。

ま、そんな謀り事を巡らす前にまずは正攻法、単刀直入に切り込む事に。
すると…やはり人間誠心誠意、真心込めれば思いは通じるのですね。
忙しくて乗る暇もなくずっと放置しててかわいそうなんで良かったら乗ってくれ!
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ってことで気が変わらないうちにさっそく貰ってきました56年式TR5がこちら。
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シュっとしたタンクに4本線のバッジが良く映えます。
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そして現在身動き取れない状態のガレージ…。
左から56年、59年、60年、右手前62年とすべてトロフィー。
あとはリジッドフレームのTR5があればもう何も要りません。きっと。




著者 阿部 龍太郎
新潮文庫
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戦国武将、藤堂高虎を描いた歴史小説。
阿部龍太郎の著書『蒼き信長』『信長燃ゆ』における新たな信長像に大いに感銘をうけたのにもかかわらず、同書を手にするまではずいぶんと逡巡した。司馬文学における藤堂高虎に対するイメージが強く(三度も主を変えた世渡り上手の武将)なかなか手に取らずにいた。しかし読み始めればなんのその。近年発見された新たな歴史的資料の分析を通じ今までには無い藤堂高虎がここには描かれている。これは面白い!
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by trophy1959 | 2015-09-21 22:37 | book | Comments(0)
青空のルーレット
あまりにもの暑さに定刻よりも早くに第2集合地点を出発し、4号線をひたすらに北上。
宇都宮の脇を通り過ぎ大きく右に折れる辺りからただのかったるい直線のみで構成されていた4号線もその表情を変え、矢板ー黒磯の間は適度な起伏やコーナーも現れようやくツーリングらしくなってきます。
那須を過ぎ、黒磯のいつものCVSで休憩が…ん?気がついたら白河のすぐ手前まで来てしまいました。
どうやらいつものCVSが改装かなにかで営業しておらずすっ飛ばしてしまったようです。
これから始まる本格的なワインディングロードに備え、給水も兼ね休憩です。
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とにかく暑し。
いまから14年程前に初めて参加した福島ツーリングなんか現在と日程変わらず5月の最終土日に行われていましたが、寒くて長袖にバブワーでも震えていたのに…これも温暖化によるものなのか?
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大荷物の変態コマンドー。一体何がはいっているのでしょうかね?ドスケベさんも興味津々です。
これだけ積載スペースがあるのに関わらず、グローブがありませんな。
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ブリーザーからけっこうオイルが吹くんですよと森さん。キャッチタンク内のオイル量をこまめにチェック。

しかしここにも日陰というものが全く無く、素晴らしく晴れた青空に真夏のような日射しが容赦なく照りつけます。

東京から175キロ地点、白河で給油。
しかしながら燃費悪し…約19キロ/1Lとは困ったもんだ。
お財布と環境に優しくない60年ですが、ここより始まる新緑に彩られた福島路にそんな事は気にしてられません。

新幹線の高架をくぐり抜け、白河羽鳥線へと舵を切ります。
今年は数年ぶりの羽鳥湖経由の猪苗代湖。
先ずは田植えが終わったばかりの田園風景を眺め朴訥なカントリーロードを突き進み、やがて道が大きく右に曲がるとワインディングの始まりです。新緑の匂いにむせ返る暇もなくただただ無心で右に左に車体を傾け、木々の間を縫うように駆け上り、後方に排気音だけを残し駆け下りていきます。
天栄村を抜ける道も良いが、久しぶりに走るこの道ももの凄く最高です!
緑の隙間からチラチラと顔を出す湖面を右手に見ながらトンネルを抜ければ羽鳥湖に到着。
一旦隊列を整えるため突き当たりを右に曲がった所で停車。
殿を勤めて下さる常さんのサインが出た所で猪苗代湖目指して発進。
鳳坂峠を越え白河街道に。とにかく交通量少なく快適に飛ばせるのでまったくもって気持ちの良い限り。快走ルートを目一杯楽しみながら、恒例の昼飯どころに到着です。
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のんびりとラーメンを食しつつ、来年は大内宿まで足を伸ばそうかどうしようかちょっと考えてみたりしてみる。
さてお腹が一杯になったところですが、まだまだ走り足りませんね。
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ここからモナコGP風トンネルをくぐり猪苗代湖畔を左回りに約半周し土湯峠を目指して再出発。
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なんだか例年よりも交通量が少なくてこれ幸いとばかりに快調に飛ばしまくり、115号線にぶつかったところで猪苗代湖とお別れをし、土湯峠に向かい一気に登ります。グイグイと力強い登坂力を魅せる圧巻の我がトロフィー!とにかく最高に素晴らしい!ハンドリング、吹け上がり、シフトタッチどれをとっても全くもって言う事無し。この日の為に手を油だらけにしてO/Hした甲斐がありました。
まさにあっという間に福島市内を一望出来る土湯峠を越え道の駅に到着です。
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最高に美味しい名物『たまこんにゃく』がおすすめです。
変態紳士さんはたいそうにお気に召したようです。

のんびりと休息をとったあとは常宿『つきだて花工房』まで本日最後の走りを楽しみましょう。
道の駅から市内まで一気に下り、再び4号線こんにちは。
市役所脇を通り過ぎ右折。阿武隈川をわたり快走ロードを20キロ弱楽しみめば、小高い丘の上に佇む『つきだて花工房』に到着です。
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おっと!ここで合流のはずのケンタロー君率いる山形軍団がおりません?
あるのは赤間さんの61年と松田御大将の姿だけ。
おそるおそる松田さんに『赤間さんやケンタローくんは?』と尋ねると…。
『ケンタローさ……』
予想通り生粋の山形弁で…はい!解りません!
生まれも育ちも山形のケンタロー君でさえ正直全ては理解出来ないという松田さんの山形弁。
僕に解るはずありませんな。とにかくちょっとトラブルがあったそうでおっつけ到着するだろうとまではわかったので、がっちり松田さんと握手を交わし再会を祝します。
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山形組はややトラブルがあったそうだが、東京組は心配されたドスケベ号も無事に最高の青空のもと最高のツーリングを楽しめました。
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ゆっくりと日が落ちるなか、ゆったりと湯に体を浸し、愛車を眺めながら早くも一杯はじめる贅沢な黄昏時…。







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著者 辻内 智貴
光文社文庫

ビルの外に浮かんで窓を拭いている高所窓硝子特殊清掃作業員。「宝栄ビルサービス」で働く男達の夢と友情を描いたほのぼのしつつもハラハラする物語。
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by trophy1959 | 2015-06-29 21:56 | book | Comments(0)
走れインディアン
もはやひと月以上前のお話ですが、恒例の『宇宙大戦争』に参加して来ました。
このイベントも今年で5回目と、月日が経つのは早いものですね。

数日前の天気予報とは裏腹に今にも降り出しそうなぶ厚い雲にカッパを搭載して出発。
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今回のキャンプにむけ新たに購入した米国製のナイフとフランス製の鉄フライパンと日本製の銅コーヒーケトルをバックに忍ばせやる気満々です。
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秘蔵のオリーブオイルで牡蠣の薫製とソーセージを炒めて美味しいコーヒーで流し込むという贅沢な光景が目に浮かびます。

さてさて出発間もなく小雨も降り出し、環七梅島陸橋下ではさっそくカッパを着込む羽目に。
それでも順調に歩を進め、道の駅五霞へと新4号バイパス。
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降ったり止んだりの道中でしたが50号線も佐野を越えるとうっすらと日も射す回復の兆しが。

そしてこちらが今回のスペシャルゲスト。
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ご存知mode by rockers / rustlessのヒロユキ氏の参戦です。
これでもか!これでもか!というくらいステキな写真を送って下さり本当にありがとうございました!
そして朗報です!
6月24日発売のCLUTCH MAGAZINEにヒロユキ氏のphotograph/writeによる『宇宙大戦争』のレポートが掲載されるとの事です!
楽しみでなりませんね!

そんな訳でもはや用無しのこのブログなので、駆け足で『宇宙大戦争」を。
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作原野外活動私設に着く頃にはカッパも脱ぎ捨て、早速の宴会準備。
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バーベキューの傍ら牡蠣の薫製をオリーブオイルで炒め皆に振る舞い予定通り好評を得てニンマリ。
そして米国製のナイフ、その名もBUCKの110(ワンテン)でソーセージを切り刻み塩胡椒で味付けをし皆に振る舞うのだが…。ソーセージを取る際、冗談でフライパンを持つ僕の手をギュっと握りしめるヒロユキ氏にドギマギ♡してしまい思わず無言でスルーと…咄嗟に気の聞いた洒落を言う事が出来ず、氏をかなり困惑させてしまったようで申し訳ない…。びっくりしたです!

その後、日が落ちる頃再び雨が降り出したので酒気帯びダンヒルさんや飢えたエノンらが来るが写真等一切無し。

夜半過ぎには雨も止んだようで、朝目が覚めるとまさに快晴!
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去年のリベンジは今年も果たせずか…?
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ベロ子さん改めラレ子さんのすてきなラーレー。




そしてこの『宇宙大戦争』に参加すると垂涎の車両を間近に見てしまい暫くの間は、インディアンやハーレー等の米国車が欲しくて欲しくてたまらなくなります。
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ton-upさんもそんな1人ではありますが…。

そんな熱病に罹った男がここにもまたひとり。
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噂には聞いていたが実車を見るのはこれが初めて…ず、ずいぶんとアレですが…バルカンではありません。インディアンのチーフを買ってしまったのはノッポさん!
自らの晴れ舞台を演出する為にサイレンや草がぼーぼーに生えた蓑を携え勢い勇んで参戦。
好き者達が幾重にも周りを取り囲み始動の際は拍手喝采!
みんな優しいですね。
今まさにこの世の春を迎えた超ご満悦のノッポさん。
そして大観衆の熱い視線を背中に浴び勢い勇んで走り出す!
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意気揚々と走り出すノッポさんに向け『てめー!ちやほやされんのは今だけだからな!!』と罵声を浴びせるのは当然主催者のJ氏。


ノッポさんのインディアン祭りもようやく終わりそろそろ出発の頃合い。
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恒例の解散式を校庭で行い、我らはぐるっとダムまでショートショートツーリング。
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その後ドスケベさんお勧めの店で佐野ラーメンを食すのだが、麺が伸びきっていて食えたもんじゃありませんでした…。






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photo by rustless




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著者 フレッド ヘイフェリー
訳  デイ典子
OEJ Books

感想は人それぞれだと思いますが…ちょっと…ねぇ…。こんな本もあります!
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by trophy1959 | 2015-06-17 21:59 | book | Comments(2)
戻る男
だいぶ暖かくなってきました今日この頃。
試乗日和のタイミングを逃さず、いざ発車。
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まずは変わらずご近所をぐるぐるまわり、だいぶ温まったところで隅田川をこえる。
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だいぶ熟れてきたがやはりキャブは不安定。
何とかならないもんかな?
決定的にダメダメならスパッと諦めもつくものの微妙に使えるのがかえって腹立たしいのである。

しかしながら悲しいお知らせその1。

どうやら電気系統に問題ありか?
アンメーターがプラスに振れません。
ライトを付けたらマイナスにはきちんと振れるものの、回転を上げて手をライトにかざしても明るさは増しません。
むぅ…細かい事は気にしない。
とりあえずバッテリーはビンビンだぜ。
ので、電気が出て行く一方でもしばらくは大丈夫。ありがたいマグネトー点火。

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しかしこの雰囲気はやはりいいですな。

暫くするとエノンがぷらりと来たので乗ってもらう事に…。

そして悲しいお知らせその2。

『クラッチすべっとるでー。』
むぅ…。
慣らし中ということをでスルリスルリと走っている分にはよいのだが、人のバイクの慣らしなんてそんなの関係ねーとバンバン急加速をするエノンの所為でクラッチも残念な結果です。
おそらく要調整の範囲内と思われるはずなので気が向いたらやりましょう。

せっかく電気が見えるエノンがきたので、何処か変だよって身振り手振りで伝え触診してもらいました。
するとあら不思議。
エノンが手をレクチェファイアにかざし何やら呪文を唱えながら念を送り込こむ。
そして…
『エンジンかけてみーや。
と厳かに告げる。
はたして…。

ビンビンに発電充電を始めるのでした。

どうやら端子が抜けていたようで…。

さぁ!気を取り直して再度発車。
適度に滑るクラッチをテクニックでカバーして向かう先は。
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VMS。
着いてすぐに奈良さんできました!どうですかこのピカピカに仕上げたトロフィーは!!
と勢いこんで見せびらかすのですが…。

悲しいお知らせその3。

汁がでております。
ヘッドとシリンダーのすきまから…。
あれ程吸ってないか?吹いてないか?と始動しながらパーツクリーナーを吹きかけたのに!?
ドライブ側のフィンにドロリと汁流れ出ております。
黒シリンダーなら目立たないものの、ピカピカのシルバー塗装には汁がえらく映えます。

対策というか対処方法を以下の4つの中から選択することにする。

1、その都度きれいに拭き取る。
2、オイルが出てこないように隙間にちり紙をつめる。
3、目一杯ヘッドボルトを締めてみる。
4、ふただびきちんと組み直す。

個人的には2がオススメなのだが…。

コソコソとティッシュを詰め込もうとすると、奈良さんとエノンの冷ややかな視線が背中に突き刺さる。

仕方が無いので4番を選択することに。

まあ、クラッチを再調整しなくてはいけないのでそのついでですね。

まるで時が戻ったかの様に再びこの姿に。
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一歩進んで5歩下がるのが俺流のオーバーホール。
そして下がった後は一気に10歩進む予定。

しかしながら結果はきちんとでるのだろうか?
エノンはしきりに銅ガスを新品にせよ新品にせよと言っていたが、しっかり焼き鈍せば同じじゃないの??

しばし思案ののち、英車界のプリンス白いタンクトップが眩しいK氏に御神託を頂戴する事に。

シリンダー上下面とヘッドの上下面は世界トップクラスのスーパー内燃機加工屋さんで面研をしてもらった事をつげ、では何故に汁が出てくるのかと。

すると…。
『えーと、それはですね…。』

1、銅ガスケットの変形。
2、組み付けトルクがめちゃくちゃ。
3、ヘッド側の形状によってはプッシュロッドチューブの◯◯が◯◯ってしまう物がある。

主に3つの要因が考えられるかと懇切丁寧に解説して下さいました。

1、銅ガスケットはたとえ焼き鈍したとしても柔らかくなるだけで、変形(厚みが不均一になってしまったりなど)したのは直らないとの事。
知らなかった…焼き鈍せば何回でも使えると思っておりました。

2、組付けは…。すみません、きっとこれです。これに違いありません。

3、そいうわれてみればヘッドを変えたのにも関わらずここはノーチェック。果たして確認してみるとプッシュロッドチューブの◯◯が◯◯っている形跡があり。

要はやっつけ仕事のしわ寄せがすべてここに現れてしまったのですね。
やはり僕にはトライアンフを語る資格は一切ありません。

気を取り直し細部を要確認の上、新品の銅ガスケットが到着する合間を縫って仮組。
特にプッシュロッドチューブはしっかり確認し修正を施す。
ここへきてようやく仮組の重要性を知るのでした。

すべての準備が整い、待ちこがれたニュー銅ガスケット到着。
もう失敗は許されなせん。
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仮組の上選定したプッシュロッドチューブのゴムですが適正と思われるサイズの下側があえなく中古しかなく…またやっちまったよ…。
と、とりあえず最低限の量の液ガスを塗布してごまかす最低の僕…。
とにかく1日でもはやく乗りたいのです!

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せっかちな性分を言い訳にここからは突貫工事です。
モリモリと組んでいきます。
ヘッドがおさまり、新品を諦め元々のモノブロックを前日の夜中に可能な限りスムーズに調整した物を取り付ける頃、仕事帰りのエノンがぶらりとやってくる。

お、やってまんなーとニヤニヤしながら登場。

あとはタンクを載せれば再びというか三度目の正直ならぬ三度目の完成。

エンジン始動!

ついについに一歩進んでは5歩下がり…。

そしてここにきてなんとなんと10歩いやいや20歩くらい進んだと思われるくらいの素晴らしい結果が!

3割?いやいや5割増し増しと思われるくらいの圧倒的な排圧にエノンもびっくり!

ちり紙詰めなくてよかった。
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クラッチも改善し、キャブもこちらの方が相当具合よろしく、ビンビンになったエンジンにまたがり試乗をかねて遭難信号をキャッチしたエノンとともに夜の街へと飛び出していく。
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これが本来出るべきであった性能の末端を感じつつ、上はどこまで伸びるのだろうかと思わず試したくなってしまいますが、まだまだグッとこらえてならし運転に専念す。
振動少なく、トルクも感じつつスムーズに伸びていくのは今回いじくってみたバランスファクターの結果なのだろうか?はやくそのすべてを体感したい。しばらくは我慢我慢ですが。

込み合う盛り場を抜け坂を駆け上がると、遭難信号の発信者の会社兼ガレージ兼住まいへと到着。

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榎本組若頭、山Pのベロセット…。
戦い未だ終わらず。

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そこで繰り広げられるシュールな光景を肴にオロナミンCローヤルで一杯やるのでした。

たいした距離を乗った訳でないので汁問題はまだ解りませんが…さらに良くなったエンジンに本当に満足です。
もう戻りません。
ここからは前進あるのみ!
っといきたいところなのですが…。あと一つ。あと一つだけ…。

ほんとに一つだけなのか??



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著者 山本 甲士
中公文庫

あの日あの時に戻りやりなおせたらいいなって思う事はきっと誰しもが思う事でしょう。僕なんかしょっちゅうです。
タイムスリップ…そんな大げさなことをしなくっても、記憶だけ改ざんする事ができたなら?そんな小説だったような。

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by trophy1959 | 2015-03-19 12:39 | book | Comments(0)
クライマーズ•ハイ
山に登る事になりました。
なぜなら…そこに山があるから…らしい。

しかし俺様は日本最高峰•霊峰富士に挑戦しそして見事その頂きに到達した男であるためもはや恐るるものは何もない。
13年前だけど…。

登山する山とルートを教えてもらい愛用の『山と高原地図』をみると、ふむふむ…これはハイキングに毛が生えた程度のものであると認識し、初心者を引き連れての登山ごっこにはもってこいの山であるとなめてかかることにしたのだが…。

『山』と題された我ら初心者山岳部のスレッドの『アレは必要か?』とか『ソレは無いとヤバいぜ!』とか『頂上の気温は3℃だぜ!』とかの書き込を読むにつれだんだんと不安になってきてしまい決定的だったのは『中級者以上の山らしいぜ!』のひと言。
以来山専門店に足繁く通うようになり結局アレもコレもと買いあさり、13年の間に急降下した体力を金の力で補ってしまうという立派な大人になりました。

備えあれば憂いなし。山をなめてはいけません!
しかししかし…大荷物となってしまった…いったいどこへ行くのだ?
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気を取り直してパッキンすると。
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30リットルの大英帝国の国旗がたなびくリュックサックはパンパンに。
たしか僕らが目指すのは日帰り登山だったはず。

備えあれば憂いなし。山をなめてはいけません!

登山当日、朝4時に起床。クロワッサンにバナナそしてレッドブルで十分にエネルギーを蓄えジェリーロール邸へと向かう。
ここには前夜祭を楽しんだノッポさんとトンナップさんがそのまま宿泊し、その前夜祭で鍋奉行として豪腕を振るったナックルM岡さんと山岳部の発起人の1人でもあり今日の登山の隊長でもあるU原くんが5時に集合。

しかし…。
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ぐだぐだぐだぐだとなかなか出発しません。
なぜならトンナップさんが突然の体調不良を訴えトイレにこもったまま出てこないからであります。
ようやくげっそりした顔ででてきたトンナップさんを車に押し込め、手配師U原君の運転でドヤ街から出発する6人の人夫達。

駒形橋から首都高に乗るもわずか5分足らずで再び腹痛を訴えるトンナップさん…しかたないので箱崎で急停車。
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しかし人間とは酷い生き物でありまして、自分より体力の劣っている人がいるともし遭難したら1番最初に死ぬのはアイツだなと妙なところで安心をしてしまう生き物であります。

その後は腹痛と闘うトンナップさんもいつしか夢の世界へと入り込み、車は順調に談合坂SAへと。早朝とはいえ3連休そして絶好の行楽日和とあって非常に混雑しております。ちょっとした渋滞に巻き込まれるもいよいよと登山開始地点へとやって参りました。
ここでは静岡からやってきたアニメイシャ斉藤氏と合流し、ジェリーロール氏とヨーコさん夫婦、トンナップさんにのっぽさん、U原君とM岡さん、そして僕という総勢8人のパーティで頂上を目指します。

登山の前にまずは2次元の世界へと入り込みます。
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もはや目的達成!そんな充実感を露にするのはチェックの人と緑の人とベージュの人。この看板が山岳部創設の元凶です。

気を取り直して晩秋に彩られた登山道へと躍り出てめいめい出発の準備を。
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山と言ったら60/40のオレンジ色のマウンテンパーカーしか考えられないじゃん!

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見るからに桁外れの体力を持ってそうなM岡さん。崖から落ちそうになってもきっとこの人なら救ってくれるはず!


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そんなこんなで準備万端0910いざクライムオン!


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意気揚々と登り始めまだまだ序の口の舗装路からふと目を逸らせば赤い絨毯のお出迎えです。
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そして孤高のハンターの鋭い視線が貫く先には…。
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はい…ここもいわゆる聖地だそうな…だるま石。
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聖地巡礼を祝して記念撮影。そして舗装路からもお別れしここからいよいよ本格的に登山が始まるのですが、出発してから数10分でもはや汗だく。思った以上に気温が高く上着を脱ぎ捨てリュックサックの中へと放り込む。
現在標高935m。頂上は1785m。おおよそ800mの標高差を乗り越えなくてはなりません。
そしてここからは…まさに急坂をえっちらおっちらはーはーぜーぜー言いながら黙々と登っていくという苦行が延々と続いていくのです。
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しかし『あーきつっいな』なんておもっていると程よく休憩する場所があり、妖怪の様にすたすたと登っていくアニメイシャとリポビタンDのCMのようにガシガシ登っていくM岡さんが我々を待っていてくれるのでひと安心であります。
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そして一歩一歩確実に歩みを進めていくとそれにともない確実に一段一段標高も上がっているようで、ガレ場で足を滑らせない様についつい下ばかり見て登ってしまうのだが、ふと視線をあげると。
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これまた見事な富士山を一望出来る事に気づくのでした。

思わず。
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自然にガッツポーズも出てしまいます。

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なんとなく自然にの中にいると普段の生活ではなかなか見る事の出来ない柔らかい表情がみなさん一段とステキです。


どんどんどんどん登ります。
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ここは絶景ビューポイント。
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さらにガシガシ登ります。
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そしてルート最難関のここをクリアすれば頂上が見えてきます。
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『ロップよーし!』『3点確保!』『そっちのルートじゃねーよ!』

くわえ煙草で指示する怖そうなロッククライマーの脇を通り抜け登山道をヒタ登ります。
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その視線の先は。
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いちゃいちゃフフフ。
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最後の休憩を挟み最後の急坂を残る体力を振り絞り頂上を目指します。



ついに三つ峠山を制す。
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1785mの頂上からは富士山ー南アルプスー八ヶ岳と大パノラマが思う存分味わえます。
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パーティーより一足先に登頂したのっぽさんとてっぺんで握手を交わし、最後の登山道を這い上がってくる仲間をお出迎え。
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頂上では当然記念撮影。
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あれほど疲れていたのに頂上に立った瞬間に何もかも吹っ飛び達成感だけが心を支配するのが山登りの良いところだとおもう。頂上という明確な目標があるのもくじけそうな心を奮い起こさせる原動力になります。そしてひとつの山を制すると次はもっと厳しい山へ挑戦をしたくなってくるのは…気のせいか?


ひとしきり頂上を堪能した後はちょっと下ったところにある休憩所でめいめい持参した山飯をほおばり。
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まだまだ登り足りないのっぽさんを何とか宥めすかし、これにて下山。


相変わらず妖怪のようにヒョウヒョウと下っていくアニメイシャは早い早い。いつでもどこでもマイウエイののっぽさんは明日も山に行くのだろうか?すっかり調子を取り戻したトンナップさんはさすがにフルマラソン完走者もう1往復いけると豪語。いつもニコニコのU原君つぎはどの山に挑戦するかは『やまのすすめ』の展開次第か?それともまた新シリーズが始まるのか?M岡さんは靴が崩壊しおまけに膝も崩壊よもやの杖突きバージョンへ意外と下りは苦手っぽい。こんな急なとこ登ったんだっけ?と我ながら自分たちの登ってきた道程に驚きながらも登山道の始まりでもあるだるま石まで無事に帰還。残すはジェリーロールさんとヨーコさんの夫婦のみ。待てど暮らせどやってこない夫婦に心配になるが、玉姫公園で飲んだくれている丹下段平ごとく杖を片手にヨロヨロとやってきました。膝崩壊さらには巨大化した魚の目の激痛に苛まされ『ヨーコもうここで一緒に死のう…』そんなセリフを吐いたとか…。






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文春文庫
著者 横山秀夫


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by trophy1959 | 2014-11-29 23:06 | book | Comments(0)
月の上の観覧車
第1回VMSツーリングに参加してきました。
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よく晴れたGWのまっただ中、VMSゆかりの仲間達が続々と集まってきました。
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企画運営のエノンは得体の知れないバイクで参加。戦中車。
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戦前型ノートンはジェリーロールさん。
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みんなの憧れサンダーバードは妻ポン。
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こちらはモリブデンショットイラクさん。
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ショベルのナカムーは奈良代表のトリニティ時代の卒業生。
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まだ笑顔なバンブーさんも奈良代表のトリニティ時代の卒業生。
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これぞドミネーターは逆トルネードさん。
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はるばる栃木からベロセットでダンヒルさん。
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ミスターパイプマンは現VMSの生徒さん。卒業間近ですが今日はBSAで参戦。
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私は59年にて。
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そして主催のVMS奈良代表のVL。

まずはこの11台でVMSを出発して横須賀は三笠記念公園を目指して出発です。

道中、何かあったかなかったか、とにかく生麦で隊列を整え再出発。
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途中合流のノットさんのステキなアップマフラー。
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何故今日はビーラインが付いてないの?山ピーさん!

激しく混雑するR16を必死にもがきながらも予定より1時間オーバーで三笠記念公園へと。

ここでは老若男女国籍問わず衆目を集める3台の戦前車と合流。
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変態紳士さんのSD。走行中も車の中から幾度となくカメラを向けられるのでした。
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軽快に駆け抜けるズーミーのビーム。ついに円熟期を迎えたようです。
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でました!鎌倉のテーラーさんのブラフシューペリア!

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青空に靡く旗艦旗のもと。
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三笠記念公園を散策するも、一同ハラペコであります。
しかし道路は大渋滞。公園近辺にもこれだけの人数を収容するお食事どころはありません。
地元が程近い変態紳士さんに案内を乞うと、『うーん、ここら辺は全く知りませんな。とにかくココから出て海の方に行きましょうかね。んでもって三浦の方に僕の行きつけのお寿司屋さんがありますからカウンターでゴチソウしますよ!』
おお!
そんな訳でもはや渋滞に嫌気をさして実は帰路につきたいと考えていたエノンでありましたが、当初の予定通り三浦へと邁進する事に。
少しでも空いてる道でってことでここからは裏街道まっしぐらの変態紳士さんのSDが先導で寿司屋をめざすこととなりました。
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浦賀水道を横目にようやく昼飯何処のお寿司屋さんに到着であります。
カウンターでのお寿司と言う事でドキドキしながら来たのですが…。
変態紳士さん行きつけのカウンターは。
くるくるまわるくるくる寿司でした。
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何気なくとったお皿の色を値段表で確認すると550円(税抜き)…。

それでもようやくお腹が膨れ生気も蘇り、元気いっぱいになった我らは城ヶ島を目指し出発するのです。
剣崎経由の程よいワインディングを思い思いのペースで駆け抜け、最終目的地の城ヶ島へ無事到着。
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しばし談笑の後、集合写真を。
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主催のVMS奈良代表、企画運営のエノン、横須賀〜三浦先導の変態紳士さん、そして皆さん楽しいツーリングをありがとうございました!




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三浦を後にし、三々五々帰路につき散り散りなりましたが新山下で解散式。

残った仲間で晩餐をして帰ろうと…では川崎辺りで適当にと、相変わらず行き当たりバッタリですが。

最後の最後に。
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なにやら…。
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しかし無事に復活!
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今朝は家を出たのが7時20分…延べ12時間もの濃い時間となりました。
夜空に輝くヨコハマの観覧車を見る度に、第1回VMSツーリングを思い出す事でしょう。









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著者 荻原 浩
新潮文庫

本書に収められているのは、過去を振り返る物語ではない。過去を振り返ることで、取り戻せない喪失を抱えた人々が未来へ向かう物語なのだ。1度しかない未来へ。(解説より)

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by trophy1959 | 2014-05-05 22:35 | book | Comments(0)
床下仙人
主催はVMS、企画運営は繪呂軍団作戦指令本部のはずなのだが…なぜかルートは『テーラさんお任せしますわ』と丸投げされてしまい、愛用のツーリングマップルを眺めながらアーでもないコーでもないとエノンとあれこれするがラチがあかないので実際に偵察へと繰り出してみる事にしてみた。タイムスケジュールも作れるし、何といってもVMS初のイベントになるので思いっきり楽しみたいですしね!ハーレー主体のVMSに何故トラのお前が!といった突っ込みもあろうかと…それは企画運営のエノンによると…『発足間モナイVMSデアルガ、ソノ名声ハ既ニ遍ク人口ニ膾炙シ、新タニ学ビヲ乞ウ若人モ多数集イ、又修理ノ依頼モ絶ユル事ナク今マサニ多忙ノ極ミナリ。シカシ燦然ト輝ク日ノ元、我奈良代表ノ操舵スルVLト集イシ同志達トノ交流ヲ深メント欲ス。然ルニ先ズハ奈良代表ヲ慕ウ同志達ト第壱回ヲ催シ、ソシテ今後増エテイクデアロウVMSノ卒業生ガ主軸トナリ第弐回、参回ト続ケテイケレバ良イノデハナヒカト思ヒ、我此処ニVMS主催ノ遠乗リ会ヲ企画スルニ至ル。』


そんなこんなで気持ちよく晴れた日曜日、偵察ということでブラリと出かける事にした。
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10時20分、先ずは日光街道にて新橋を経由して第1京浜国道にて品川〜蒲田。多摩川を越え神奈川県へと。GW入りということもあり普段の日曜日よりも道路は空いている気がして、快調に鶴見〜生麦へと距離を稼ぐ。横浜手前で時計を見ると11時30分。当日は参加する台数、車種にもよりけりだがここらで隊列をまとめる為にも小休止してもよいかもしれないが、今日は先を急ぐ。横浜から先は道が二つ。右に折れれば16号。左に折れれば357号。どちらでも良いのだがなんとなく横須賀という看板につられ16号を選択。八幡橋手前の川沿いの昭和の香りがたまらない。金沢文庫で給油の為小休止。11時55分。ここでふとある人物を思い出しコンタクトをとる。幸い在宅だったため、さらには寿司を奢ってくれると言うので偵察任務が完了したら立ち寄る事に決定。追浜の寂れた商店街を通り抜けトンネルを幾つかくぐり抜ければ横須賀。街が切れた所に三笠公園の入り口が左手に現れる。当日の第2集合地点。通り過ぎたため時刻の計測を忘れる失態。だがここまでは比較的混雑もなくスムースに来たため恐らく12時20分ほどではないかと…。馬堀海岸を左手に観音崎をまわり209〜201号線で三崎口を目指す。しかしここからが非常に難儀な行程となってしまった。久里浜から先134号が混雑しており思うように先に進めない。何とか三浦海岸までたどりつくが、もう引き返したい気分でいっぱいになりますが目的はやっぱり果たさないと気が済みません。海沿いを廻るか中央突破か大いに悩むところですが、海沿いに逸れる車が多かったので中央突破を試んでみた。が…やはり向かう先が観光地だけあって三崎口までノロノロです。海沿いはどうだったのだろうか?それはわかりません。で、ようやく到着。
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またしても時刻を計るのを忘れてしまったが、便利な世の中で撮った写真の情報を見てみると13時14分との撮影時刻あり。間違いないですね。
この後、三崎口でタバコ屋さんを営むご主人と雑談をし情報を集める。休日ともなるとやはりある程度の混雑は覚悟しなさいとの事。海沿いの方が距離はあるが楽しむならそっちの方が良いのではないかとの事。どっちが混むかは同じくらいじゃないのとの事。
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有り難い現地情報に厚く感謝をし、帰路につく事に。
帰路は観音崎を廻らずに134号で16号に。そしてあの紳士の邸宅へと急ぐのであります。横須賀〜追浜〜金沢と快調に進み、南区を目指します。しかし南区ってどこですか?ずっと前に原スマガレージから程近いよって聞いた事があるようなないような…。原スマガレージは港の見える丘公園の側であるので、きっとそっちの方だと思い、とにかく港の見える丘公園方面へと邁進。新山下から連絡をするとそりゃ行き過ぎですなと冷たいひと言。さらには住所を伝えるから検索して来なさいとの冷たいひと言。検索するのも面倒なので必死に食い下がり、途中まで迎えに来てもらうよう要請。で、その結果目印となるのは聞いた事もない名前のスーパー。果たして無事に着くのだろうか?ともかく行ってみるしかないので行ってみる。なんだかこんなとこにスーパーなんかあるのだろうか?道を間違えたのだろうかと疑心暗鬼になりながら速度を落とすと…見覚えのあるマジェが路肩に!無事に合流を果たすも気になるのは目印のスーパーは何処に?尋ねると、ああそこだよと指し示す先は…道路からちょっと入った所にある小さな食料品店。これでは目印にはなりませんな完全に。どうせなら中○橋交差点と言ってもらえた方が100倍解りやすいであります。
ま、とにかく無事に到着はこちら。
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flyer motorcycle workshopへとやってきました。気になるお寿司はどこにあるのでしょうか。期待に胸を膨らませ、空腹に腹をヘっこませながら内部へ突入。

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寿司は何処に?尋ねると…『寿司、そんなものあるわけないじゃないですか!ここは元々お寿司屋さんだっただけで今は寿司なんか何処にもないですよ!』
さっさと退散しようと思ったのだが、旋盤をくれると言うので機嫌を直し奥深くまで足を踏み入れる事に。
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でた!大正時代のトライアンフ!しかも当時輸入された車両であると聞きまた驚き。
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こちらは最近エノンと同じく甲府盆地から強奪して来たコマンド750。すでにエンジンが降ろされ重整備が始まっています。
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工具もしっかり整理されていて、空間も有効利用されていて作業環境もボール盤、旋盤、フライス盤と整っており素晴らしい限りです。
大きな旋盤を手に入れたら今のhasegawaはくれるとの事!早く手に入れて下さい!!
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最近は忙しいのですか?との問いかけに、毎日毎日夜遅くまで旋盤を回してますよとの事。休みの日は?との問いかけに、ここで旋盤を回してますよとの事。仙人になる為の修行のごとく自己の体内に存する性•気•神を薬物として自己の身中に丹を生成しながら旋盤と向かい合っているそうで、実は人差し指が骨折しているかもしれないほど腫れているのですが、あんまり痛くないのですよと、もの悲しく笑う笑顔がSDにはよく似合います。
そんなこんなで突然お邪魔しましたが来週にまた三笠で会いましょう!そして宇宙大戦争もSDで参戦は楽しみですが自賠責保険が切れているのには気づいているのだろうか…?







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著者 原 宏一
祥田社文庫

奇想天外な物語。念願のマイホームに入居するのだが…その床下には仙人のような男が。しかも妻と子がその男と一家団欒のように談笑しているではないか!そんな奇想天外な物語に思わず引き込まれてしまいます。

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by trophy1959 | 2014-04-30 02:08 | book | Comments(0)
神去なあなあ日常
気がつけば僕にはまったく縁のない黄金週間に世間様は突入と羨ましい限りであります。
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あっという間に満開になった桜も。
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あまり楽しむ事なく散ってしまった今年の春でしたが、むだにだらだらと過ごした日常をハイライトで記録保存しておけばせっかく撮った写真も無駄にはならないかな。
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自分もニュータイプだと信じたいのですが。
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コジってしまい痛恨のやり直し…。
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もっとチューブとわかり合えなくてはいけません。


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闇夜に潜む旧型に連行され甲府盆地まで行くはめに。
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談合坂で桜を楽しみ。
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アールズフォークを手に入れ浮かれるエノンだが。
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着く頃にはすっかり横転しており、自称プロの積載方法におおいに疑問符がつくのであります。
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が、大地に降り立ったその姿はなかなか凛々しい。
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でもって完成したらこうなるはず。


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キャブレターのセッティングに悶々とするオーナカも。
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晴れて卒業の、そして新たなる旅立ちを祝してのミッドナイトラン。



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車検もぶじに継続の。
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62年と60年、2台のトロフィー。
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そしてオイルが漏れ漏れの59年…。
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ダイナモとケースのところから漏れはじめてしまいました。
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走っているとチェンジペダルやブーツもヌルヌルしてしまうので改善しないと気持ち悪いのでやるしかありません。
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ギアのかみ合いを考えて厚みを選定したコルクを使いチョキチョキ製作。
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珍しく無駄にすることなく。
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順調に出来上がり。
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化学の力も借りて装着。
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なぜかスタッド使用ですがネジを伝わってオイルが出てきそうなのに気付き対策をして完成。



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成果の程と来週に控えたコレの斥候も兼ね、仙人の元へと出発す。



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著者 三浦しをん
徳間文庫

高校を卒業したら適当にフリーターで…そう考えていた主人公平野勇気が担任と母親の策略により、携帯も通じない神去村で林業に従ずる事となる。
『なあなあ』とは『ゆっくりいこう』とか『まあ落ち着け』とかいった意味合いを含み、我々がすっかり忘れてしまった世界がこの物語に描かれています。
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by trophy1959 | 2014-04-28 02:08 | book | Comments(0)
追憶のかけら
学び舎の消滅…。

決定していた事とはいえ、いざその時が訪れると何とも言えない寂しさがジワジワと広がりぽっかりとした穴が心に空いてしまうのには自分自身けっこう驚いた。
先日、18年の長い歴史に幕を降ろしたトリニティースクール。
メカいじりの基礎を学び、自分の愛車を自分の手で組み上げるという長年の夢を叶えてくれただけでなく、かけがえのない素晴らしい仲間達とも出会えた佐久間町。

富成校長先生をはじめ、根田講師、奈良講師(現VMS代表)、トラヴィスサイクルズの栗崎代表、そしてステキな仲間達に感謝の気持ちを込めてズラズラと書き綴っていこうと思ったのは平成26年1月22日トリニティースクール最後の授業を終えた際におもむろにはじめた校長先生の最後の講義を聞き終えた時だったと思う。
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独特の語り口調の講義を聞き終えた際、何とも言えない興奮というべきか高揚というべきかそんな気分になったのは私だけではないと思うし、一体感というのか連帯感というのかそういった空気が教室全体を包みこんだのも確かにあった。
(盲目的に教祖を崇拝する宗教の様な雰囲気ではないですよ念のため。)
事実、講義が終わったあともなんとなくみんなの会話もテンションが高かったのは気のせいではないと思う。



では何故、私がトリニティースクールの門を叩くことになったのか?



その話を書く前に…。

私の場合、まずはここから書かなくてはなりませんね。

今日は奇しくも1月27日。

そうアレから丸6年、月日が流れるのは早いもので本日の祥月命日でもう七回忌を迎える。
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もうしんみりとした話を書いても当人も全くもって喜ばないだろうし。
『そんな時間があればトライアンフ乗りなさいよ!』ってきっと叱られてしまいそうなので、トライアンフひと筋、トライアンフとともに生きてこられたアサバさんとの出会いから…それは前にも書いたので、59年TR6が欲しいと言った私に何故アリエルスクエアフォーを勧めたのかその真相を今もって知りたい気持ちをグッとこらえて、初めてのオイル交換。
初のオイル交換は納車後1000キロ後に一緒にやろうとの約束通り西馬込の工場に持ち込み、手取り足取り教えてもらったのだが…オイルタンクのドレンを外しオイルを抜き、あらかたオイルが抜けたら車体を傾けてオイルタンクの底に残ったオイルを出してって言われ、別のトラの整備を整備するアサバさんの傍らで59年を傾ける私。オイルのしずくがポタポタからポタッ…ポタッ…に変わったら声をかけてっと言われてたのでポタッ…ポタッ…っとかわる瞬間を見の逃がさないと必死に凝視するのですがなんだかいつまで経ってもポタポタのまま…。かれこれ10分ほどだろうかずっと変わらぬオイルの垂れ量なのでそのままずっと凝視を続けてたのだが、『いつまでやってんの!』と気の短いアサバさんが怒声を浴びせる。しどろもどろに『いや…まだポタポタ垂れるんですよ。』というと『そんなはず無いよ!どれ貸して!』っとアサバさんが傾けるも依然オイルはポタポタと垂れる。『アレーおかしいな?』とアサバさんも異変を察知し、おもむろにオイルタンクの中を覗き込むと…『いやーいやーゴメンゴメン。僕はオイルを交換するとき中のスラッジをなるべく取り除きたいからボロ布でタンクの中をキレイに拭くんだけど、そのボロ布を取るのを忘れてたよ!』納車の際、全てのオイルを交換した際、すっかり布を取り除くのを忘れオイルを入れてしまったようで…何とも言えない照れた表情で『悪かったね。』っというアサバさんの顔は今でもしっかり脳裏に焼き付いている。そして無事に初めてのオイル交換も済ませた3日後にアサバさんから電話があり『悪いんだけどちょっと59年を2、3日預からしてくれないかな?』。何が何だかわからないが言われるままに預け、後日取りに行くと驚愕の事実が!あのオイルタンクに取り残されたボロ布が、まずは悪さするって事はないだろうけどでももしかしたらとそれを考えると気になって気になって仕方ないらしく、エンジンを分解しパーツを洗浄し組み直してくれたのです!
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(こちらは富成校長先生から頂戴したアサバさんの写真)

アサバさんと共に駆け抜けた碓氷峠。あれは念願のTR6を手に入れたのが1月末でそれから約3ヶ月後の浅間ミーティングにアサバさんと出かけたのが初めて一緒に行ったツーリング。水を得た魚のようにスイスイと車の間を縫っていくアサバさんの愛車は縁あって今は私が所有しているもう1台のトラ60年TR6。2本出しの中アップマフラーが奏でる排気音を聞きながら、いつか追い抜いてやろうと心に秘めた野望も今はもう叶わぬ思い。当時はへんてこなカラーリングだなって思っていたアサバオリジナルカラーの60年も今では大のお気に入り、すっかりやれてしまったがきっと私はこのままの乗り続けるのだろう。59年もアサバオリジナルカラー…人様のトラには『これオリジナルのカラーリングと違うね。』なんてズケズケと言うくせに、自分のもけっこう色遊びしているのはこれいかに。
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修理代の代わりにアサバサイクルでバイト?なども。あれはフラッとアサバさんの所に澤田氏と遊びにいった時の事。せっかく天気もいいしちょっと箱根までひとっ走りしようとアサバさん。二国で横浜から横浜新道。戸塚料金所で休憩なのだがどうにもこうにも私のトラにトラブルが発生。何とか走れるのだが止むなく箱根行きは断念し引き返す事に。当時の戸塚料金所は今みたいに中央分離帯がしっかりと出来ておらず間が空いている所が何カ所かあり…お金を払うのはもったいないとその隙間から反対車線に出て引き返す事に…。そしてその時の修理代金は、じゃあこのトラを隅から隅までキレイにしてってことで埃まみれのメリデン最後のサンダーバード。なかなかオッケーが出ずこれならお金を払った方が楽だったのではと思いながらもやり遂げたのは今は亡き中沖さんの車両だよって聞かされたから。
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元旦は晴れていたら箱根は八坂湯または箱根の湯まで初走りと温泉が恒例。元旦の朝からアサバさんの奥様が御節を振る舞って下さり恐縮の至りの思い出も。元旦に箱根に行き、駅伝が終わった4日の朝、寝正月を貪っていたらアサバさんから『箱根に行くよ!』と電話が。飛び起きて西馬込に向かったな…。とにかくトライアンフと温泉が大好きなのである。毎年恒例の西伊豆の忘年会ツーリングでも宿に着いたら風呂。宴会の前に風呂。飯食ったら風呂。寝る前に風呂。夜中の3時に『風呂行くよ。』と起こされるのはたまったものではないと当時は思ったのだが露天風呂に一緒に浸かりながら若い日のお話やトライアンフのお話や今思えばそれはそれは貴重な時間を共にしたと感謝に堪えない。そして朝起きて風呂。朝食後に風呂。出発直前に風呂。

ズラズラと思い出を書いても尽きる事なく頭の中に浮かんでくる。どうやらそれではきりがなくなりそうなのでそれはそれでまたの機会に。心の底からトライアンフを愛したアサバさんと7年ほどの歳月であったが濃密に過ごす事ができ本当に幸せだった。それもずっと続くもんだとばかり思っていたのだが…。一目惚れしたトライアンフに乗る事ができトライアンフの楽しさを教えて下さりアサバさんに出会ってなければここまでオートバイにのめり込む事もなかっただろうし、そしてユーヤ君やケンタロー君をはじめとするステキな仲間との出会いもなかっただろうし、その後出会う事となるトリニティースクールの富成校長先生をはじめとするこれまたステキな出会いも…。
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祥月命日の今日はどうしても伺う事が出来ず前日の26日にヒラツカッチとともにご挨拶にお邪魔しました。ヒラツカッチとはアサバさんからトリニティーへと同じ道を歩む同志。残念ながらトラはO/Hの最中、HDは車検切れ、BSAはサイレンサー取れちゃった為、今日は車で。早く直さないと5月末の福島はあっという間ですよ!
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あの事故の後、これからもトラに乗り続ける事がアサバさんへの恩返しになるとの思いで悲しみを紛らわせていた平成20年の夏。当時は箱根新道が有料だったため三枚橋を左折し旧道で箱根のテッペンを目指すのがいつものルート。お玉ヶ池の手前でアクセルをガバッて開けたらキュって59年のエンジンが停止した…。やってしまったのか?…と途方に暮れ知りたくない現実から目を逸らししばし煙草を燻らす。小1時間ほどしておそるおそるクランキングすると…なんだか普通にピストンが上下する。更におそるおそるエンジンを掛けるとあっけなく始動。異音も何もない。ム…さっきのは気のせいか?その年の晩秋。場所は同じく箱根だが、今度は新道で同じように急停車。これまた夏と同じくしばらく休ませると何事もなくエンジンは掛かる。しかしこの出来事が私がトリニティースクールの門を叩く直接のきっかけとなったのである。




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著者 貫井 徳郎
文春文庫

事故で愛妻を失い、失意の只中にあるうだつの上がらない大学講師の松嶋は、物故作家の未発表手記を入手する。絶望を乗り越え、名を上げるために、物故作家の自殺の真相を究明しようと調査を開始するが、彼の行く手には得体の知れない悪意が横たわっていた。二転三転する物語の結末は?
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by trophy1959 | 2014-01-27 02:08 | book | Comments(4)
  

現実逃避
by とろきち
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